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川澄がNWSLのベストイレブンに選出。今シーズンの活躍をふりかえる

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INACからシアトル・レインへレンタル移籍していた川澄奈穂美(FW)が、NWSLのベストイレブンに選出された。ベストイレブンのリストについては別にまとめることにして、ここでは川澄の今シーズンについて振り返ることにしよう。

なでしこリーグ2013シーズンのMVPといえども、女子サッカーの本場であるアメリカのNWSLでどれほど活躍できるか開幕当初にわかっていた人はほとんどいなかっただろう。開幕直前に行われた、アメリカ女子代表選手たちが欠けているなかでの親善試合で5アシストという離れ業をやってのけたものの、開幕戦はベンチスタートだった。

シアトル・レインの今年のFW陣は、ボストンから加入したルルー、リヨンからNWSLに一本化したラピーノ、そしてINACからのゴーベルヤネズ、川澄の4人がおり、いずれもベンチで座らせておくだけでは惜しい選手だった。ラピーノを中盤に下げて使えば、3トップにして余らせることなく使うこともできたが、その中盤にはリトル、フィッシュロック、あるいはウィンターズといったこれまた控えにするにはもったいない選手たちがいた。

川澄選手のNWSL2014シーズンの活躍

ハーヴィー監督は起用法について頭を悩ませていたかもしれないが、この状況はラピーノが開幕戦に怪我をしてしまったことによって、思いがけず解決することとなった。その後、川澄はアジアカップでチームを離れるまで、NWSL特有のタイトな日程ながらも4試合連続で先発出場することになった。日本からの報道陣も駆けつけたシーズン4試合目のスカイブルー戦では、荒天も味方しながらNWSL初得点も決めた。

アジアカップから戻ったあとの活躍は、多くの人が知る通りで、チームに再合流したスカイブルーとの試合で2ゴールを上げたり、ボストン・ブレーカーズとの試合では決勝点を決め週間MVPに選ばれたりなどした。結局、アジアカップ期間中の4試合を除く、すべての試合に出場した。※以下は今シーズン全9ゴール総集編の動画。

シーズン全24節を終えた時点での主な成績は、9ゴール5アシスト(9ゴールはリーグ全体5位で、5アシストは全体7位)。この成績とレギュラーシーズン優勝への貢献が評価され、見事NWSLベストイレブンに選出された。他のフォワード2人が、ロドリゲス(カンザスシティ)とホリデー(カンザスシティ。前年の得点女王とMVP)というアメリカ女子代表100キャップ越えの名選手であることからも、いかに名誉な賞であるかわかるだろう。


オリジナルTシャツ発売や、ヘンリー君のことなど、ピッチ外の活躍については別の機会があれば書きます。