advertisement.

HOME<書かれた記事の一覧<[コラム]「 カナダ遠征のメンバーが本大会のメンバーで、以後はサプライズ招集」と見る理由×4

[コラム]「 カナダ遠征のメンバーが本大会のメンバーで、以後はサプライズ招集」と見る理由×4

Pocket
Share on Facebook

1.海外組は呼べる

10月25日から30日にかけては、FIFAによって決められた「reserved dates」に指定されています(FIFAによる文書PDFはこちら)。この期間に、ヨーロッパ予選のプレーオフやCONCACAF予選の決勝などが行われます。これらの国際大会と並行して各国の代表も、親善試合を組んでおり、例えばドイツは、25日にフランスと、29日にスウェーデンとそれぞれ試合をすることになっています。フランスとドイツは共に、この間リーグ戦は行われません。したがって、フランスとドイツで活躍するなでしこジャパンメンバーを呼ぶ事は十分可能であると考えられます。次に海外組を呼べるとしたら、2015年のアルガルベカップまで待つ事になってしまいます。

2.鮫島選手と近賀選手が怪我から復帰している

ロンドンを戦ったなでしこジャパンメンバーのうち2人がそれぞれ怪我で長期離脱していた時期がありました。2人というのは鮫島選手と近賀選手です。近賀選手は、すでにご存知の方も多いと思いますが、今シーズンはじめにアーセナル・レディースに移籍し、シーズンを通して活躍しました。鮫島選手は、今年のアルガルベのメンバーに招集されたものの離脱を余儀なくされ、その後もNWSLでプレーすることは叶わなくなってしまいましたが、ベガルタ仙台レディースにエキサイティングシリーズより加入した後は、4試合ともフル出場しており、コンディションの回復が伺えます。ロンドンオリンピック以降で鮫島選手と近賀選手を同時にメンバーとして考慮できるのは初めてのこととなります。これが2つめの理由です(とはいえ、中島選手の怪我が新たな懸念として最近になって浮上してしまったのですが)。

3.実際の会場でホスト国と試合をする

28日のバンクーバーのBCプレイスという会場は、カナダ大会の決勝戦で使われるスタジアムです。また、もう1つのエドモントンにあるコモンウェルス・スタジアムも実際に使われるスタジアムです。このサイトでも何回か取り上げていますが、両スタジアムとも人工芝のスタジアムです。なでしこリーグの試合はほとんどが天然芝で開催されているので、今回のカナダ遠征が、選手達に取っては実際の人工芝とはどんなものかということを知るチャンスになります。そして、実際にそこでプレーをすることで教訓を得られ対策をすることができます。一部メディアでも言われていることですが、今回の遠征には「予行練習」的な側面があることは確かです。

4.「若手」は試した

「ドイツ大会とロンドンオリンピックから主力メンバーが変わっていない。世代交代はどうなんだ」と散々言われているなでしこジャパンとは言え、2013年のアルガルベカップ、2014年のアジアカップ、そして先月行われたアジア大会で、「若手」を試しました(例えば、2013年のアルガルベカップ、ノルウェーとの試合のゴールキーパーを覚えていますか?)。ワールドカップまで残り250日以下となったいま、もう新たに新戦力を試してる余裕はないと思います(あるとしても2015年のアルガルベが最後です)。果たしてどの「若手」選手が「合格」したのか、それが今回の発表で明らかになることでしょう。