10月26日(現地)にCONCACAF予選の決勝戦が行われ、アメリカ女子代表がワンバックの4ゴールを含む6得点でコスタリカを圧倒し、優勝した。初戦のトリニダード・トバゴとの試合は1-0と苦戦したものの、終わってみればアメリカ代表は予選の全5試合においてトータル21得点無失点で全勝。2011年のドイツワールドカップの予選時には、イタリアとのプレーオフに勝った末でやっとの事で獲得した出場権だったが、今回は無難な予選大会となった。
CONCACAF Women's Championship Champions and Qualified for the 2015 Women's World Cup. Canada here we come! pic.twitter.com/nFOcCOWkAM
— U.S. Soccer WNT (@ussoccer_wnt) October 27, 2014
やはり注目に値するのは、アビー・ワンバックの4得点だ。今年のアルガルベでアメリカ代表は不甲斐ない結果に終わったが、その際にアメリカ代表サポーターの間でおそらく最も批判されたのは、ワンバックだった(その後解任されたサーマンに監督に対しては「スンダーゲが怠ってきた世代交代を今やってくれている」というような擁護する立場が一部にあった)。また、NWSLのシーズンでは、怪我で離脱していたこともあり、出場試合は全24試合のうち10試合にとどまった。そのワンバックが、決勝の4得点に加え、1-0で勝利した初戦のトリニダード・トバゴ戦でも決勝点を上げる活躍。大会を通じては全7ゴールと奮起した。
以下は決勝戦のハイライト。