11月最後の日にAFCの2014年の年間表彰がフィリピンのマニラで行われた。今月12日になでしこジャパンの宮間あやと川澄奈穂美がノミネートされたことが発表され、注目されていた女性選手部門の年間最優秀プレーヤーは、オーストラリアのカトリーナ・ゴリーに決定した。なでしこジャパンの2人は惜しくも受賞を逃してしまったが、ともにFIFA年間最優秀選手にもノミネートされており、12月1日(現地)に最終候補3名の発表がなされる予定だ。こちらの可能性を信じつつ引き続き注目したい (関連記事:「宮間、川澄がなでしこから選出。 FIFA女子年間最優秀選手のノミネート10選手発表」)。
In the presence of two of Japan's #nadeshiko greats, Sawa-san and Asako-san, @theafcdotcom awards. #Respect pic.twitter.com/ZJffdasfk1
— moya dodd (@moyadodd) November 30, 2014
川澄、宮間は受賞に至らなかったが、U-17女子代表の監督として今年のU-17女子ワールドカップコスタリカ大会で優勝した、高倉(竹本)麻子監督(現U-18女子代表監督)が女性部門の最優秀監督に選ばれた(上ツイート内写真。中央が高倉監督。左はAFC殿堂入りに関連してマニラ入りしていたINACの澤穂希選手。右はAFCのモヤ・ドッド副会長)。なお、高倉監督も川澄、宮間と同じくFIFAの年間最優秀賞の可能性を残している。
他の日本人では、男性監督部門(男子チーム監督部門、ではないことに注意)になでしこジャパンの佐々木則夫監督が、ノミネートされていたが、こちらは受賞ならず。選ばれたのはウエスタン・シドニーをアジアチャンピオンリーグの栄冠に導いたトニー・ポポビッチ氏だった。また、女性審判部門でノミネートされていた山岸佐知子も受賞を逃した。