NWSLのシアトル・レインが1月29日に、スコットランド代表で2014年にはノッツ・カウンティでプレーしていたレイチェル・コーシー(Rachel Corsie)を獲得したことを発表した。これで、シアトルに所属する外国人選手は、キム・リトル(スコットランド)、ジェシカ・フィッシュロック(ウェールズ)、Katrine Veje(デンマーク・2015年新加入)と合わせて4人となった。
Reign FC has signed Scottish defender Rachel Corsie (@RachelCorsie14) for the 2015 season. #LetItReign pic.twitter.com/AnTJl4c4Ij
— Seattle Reign FC (@SeattleReignFC) January 29, 2015
NWSLは、2014年シーズンまでは、外国人登録枠は3名までだったが、Equalizerの記事によれば、2015シーズンから最大4枠となる。これで、シアトルの2015シーズンの海外国籍の選手枠は埋まったことになった。川澄奈穂美が今シーズンもNWSLに挑戦する可能性は低くなったと言える。
ただし、NWSLは選手契約の譲渡が柔軟なので、来シーズンの1枠をトレードに出すことによって、新たな外国人選手を加入させられることは原理上可能となっている。とはいえ、INACがタイトル奪還にかけて必死であるのは明らかなので、川澄に移籍を容認するとは考えにくい、という事情も考慮する必要があるだろう。
1/31 22:09追記
2015シーズンが最大4枠となるのは、ワールドカップで主力選手が抜けざるをえないチームのための特別措置でした(参照)。2013年から2014年にかけて2枠から3枠に増えているので、またひとつ増えて2016年から4枠となる可能もあるかもしれませんが、とりあえず平常が3枠で2015年の4枠は特例とのことです。