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ワンバック、2015年はワールドカップに専念。クラブでプレーせず

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アメリカ女子代表でWNYフラッシュ所属のアビー・ワンバックが、現地時間の18日に、万全を期してワールドカップに臨むために、2015年シーズンは大会終了後も含めてクラブチームでプレーしないことを公表した。「現段階で、必要なことはメンタル的にもフィジカル的にもこの夏のために備えて置くこと。私が集中すべきことはただひとつ、アメリカが再びワールドカップを獲得するのに貢献すること」とWNYフラッシュのサイトを通じてワンバックは語っている。

この決断に対して、WNYフラッシュの会長Alex Sahlenは以下のように語った。「アビーのような選手を手放すのは難しいことだが、これまでの2年間の、チームだけならずロチェスターと西ニューヨークコミュニティー全体への貢献にはとても感謝している。アビーと他の代表選手のワールドカップでの幸運を祈っている」。

ワンバックが2015年はクラブでプレーしないことをWNYフラッシュのラインズ監督に告げたのは、2015年1月中旬の大学ドラフトの時期だったとされている。しかし、最終的には認めることになってものの、ラインズ監督はワンバックの判断をよく思っていないようだ。ESPNによるインタビューでは、「クラブレベルでプレーしない選手がどうしてナショナルチームレベルでプレーできるかわからない」と述べ、「来年、WNYフラッシュに戻ってくるだろうか?」という記者の質問には、「そうはならないんじゃないの。来年にはオリンピックがあるからね」と答えている。

アメリカ女子代表は、オリンピックでは連覇を続けているが、ワールドカップでは1999年以来、優勝したことはない。ワンバックが代表デビューしたのは2001年。ワールドカップ前に35歳になるワンバックは、2015年のカナダ大会でワールドカップを獲得することに必死だ。今回の発表がなされる前に公開されたFIFAのサイトによるインタビューのタイトルには、「私たちはワールドカップのためにどんなものでも犠牲にする」とある。その中でワンバックは、最も優勝に近づいた前回大会を振り返っって、以下のようにも語っている。「クローゼットに入れた銀メダルをたびたび見返して、自分が得られなかったものが何かを思い出している」。

WNYフラッシュには、山口麻美が現在プレシーズンの招待選手としてプレーしている。WNYフラッシュではMFとして登録されていたが、ワンバックのこの決断は山口の今後にも少なからず作用してくるものとみられる。