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残り2節となった女子ブンデスリーガの優勝争いのゆくえ

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残すところ2節となった女子ブンデスリーガの優勝争いと女子チャンピオンズリーグ(UWCL)出場権争いは、ヴォルフスブルク、バイエルン・ミュンヘン、フランクフルトの3チームに絞られた。第20節終了時点での順位は次のようになっている。

女子ブンデスリーガ残り2節時点の順位
# チーム 勝ち点 得失点差 備考
1 ヴォルフスブルク 51 59 UWCL、カップ戦
2 バイエルン 50 41
3 フランクフルト 49 51 UWCL

ご覧の通り、1位から3位まで勝ち点は、1ずつしか差がない。得失点差の方は、ヴォルフスブルク、フランクフルト、バイエルンの順に、およそ10ずつ差がある。

各チームの状況整理

ここから、それぞれのチームが優勝するにはどのような結果を残すことが必要になるのかを書いていきたい。まず、首位のヴォルフスブルグから。

ヴォルフスブルクは、まずゲスリング、ヴェンシグ、ケスラーというドイツ代表3選手を欠いている状況は変わらず、先週行われた女子チャンピオンズリーグ準決勝のPSGとの試合もホームながら0-2で落としてしまった。4月27日1時から、アウェイで2nd legを戦う。また、ヴォルフスブルクは、この3チームの中で唯一、国内カップ戦でも勝ち残っており、5月2日の0時15分(時間まで指定して書いているものは全て日本時間。以下同)から、ポツダムと決勝戦をおこなう予定。中心メンバーが欠けている中、比較的多くの試合をこなさなければいけない点が懸念される。リーグ戦では、第21節にエッセンとの試合を控えている(本日4月22日25時30分よりキックオフ、ネットでライブ視聴できます)。エッセンはリーグでポツダムに次ぐ5位につけており、今シーズンバイエルンとも引き分けたことがあるため侮れないだろう。そして、最終節(5月10日21時)は、昨シーズン同様にフランクフルトとのカードとなっており、この試合がまたしても優勝決定戦になる可能性も有る。

2位のバイエルンは、日程的には他の2チームに比べて恵まれていると言える。リーグ以外の試合もなければ、上位同士の直接対決もない。さらには、次の試合の相手は今季1勝のみのヘルフォルダーだ。また、メンバー的にも不足なしといえる。開幕前に怪我をしていたロッツェンが復帰しており、アルガルベ前に負傷した岩渕真奈も第20節からベンチに戻った。全勝したとしても、優勝はヴォルフスブルクの結果次第になるが、全体的に追い風が吹いていると言える。

そのフランクフルトに勝ち点1差で迫るフランクフルトは、先週行われたUWCL準決勝、ブレンビー戦を7-0で勝利し、決勝進出をほぼ確実にした。2nd legを4月25日19時に控えている。最終節は前述の通り、ヴォルフスブルクとのカードで、その前の21節はホッフェンハイムとの試合となっている(4月22日25時30分キックオフ)。ホッフェンハイムは昨シーズンは残留争いに加わっていたが、今シーズンは6位につけている。だが、フランクフルトはシーズン前半戦に行われたホッフェンハイムとの試合を7-1で勝っている。

で、可能性は?

改めて日程を順番に並べて整理すると、次のようになる。

  • 4/22, 26 女子ブンデスリーガ第21節
  • 4/25, 26UWCL準決勝 2nd leg ※フランクフルトとヴォルフスブルクのみ
  • 5/1 カップ戦決勝 ※ヴォルフスブルクのみ
  • 5/10 女子ブンデスリーガ第22節
  • 5/14 UWCL決勝

ここからは仮定の話になるが、第21節はこれまでの成績も考慮して、3チーム全て勝つとする。そうすると、順位表は次のようになる。

女子ブンデスリーガの優勝争いのゆくえ
# チーム 勝ち点
1 ヴォルフスブルク 54
2 バイエルン 53
3 フランクフルト 52

そして最終節、直接対決は置いておいて、まずは今シーズン唯一無敗のバイエルンが勝つとする。すると順位は、バイエルン(56)、ヴォルフスブルク(54)、フランクフルト(52)となる。この上に直接対決でそれぞれのチームが勝った場合を2つと引き分けた場合を並べる。

  • ヴォルフスブルクが勝利した場合[ヴォルフスブルク(57)、バイエルン(56)、フランクフルト(52) ->ヴォルフスブルクの優勝]
  • フランクフルトが勝利した場合[バイエルン(56)、フランクフルト(55)、ヴォルフスブルク(54)->バイエルンの優勝]
  • 引き分けた場合[バイエルン(56)、ヴォルフスブルク(55)、フランクフルト(53)->バイエルンの優勝]

さて、ここからわかることは……

  1. フランクフルトが優勝するためには、ヴォルフスブルクとの直接対決を含む残り2試合を全勝するだけではだめで、バイエルンが2試合のうち1試合は引き分け以下になる必要がある。UWCLに限って言えば、残り全勝すれば、出場権を必ず獲得できる。
  2. バイエルン・ミュンヘンが優勝するためには、こちらも全勝が必須となる。全勝したとしても、ヴォルフスブルクが最終節に勝ってしまうと優勝がなくなる。ヴォルフスブルクとフランクフルトが引き分けた場合は、優勝になる。
  3. ヴォルフスブルクは、全勝すればそのまま優勝となる。1勝1分になってしまうと、バイエルンが2勝した場合に抜かれてしまう。