FIFAワールドカップカナダ大会に挑むなでしこジャパンのメンバー23人が、5月1日に発表になった。最大の焦点となっていた澤穂希は、23人のメンバーの中に入った。
名前 | Pos. | # | 生年月日 | 身長 | 所属クラブ |
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福元美穂 | GK | 1 | 1983/10/02 | 165 | 湯郷ベル |
海堀あゆみ | GK | 18 | 1986/09/04 | 170 | INAC |
山根恵里奈 | GK | 21 | 1990/12/20 | 187 | ジェフL |
熊谷紗希 | DF | 4 | 1990/10/17 | 173 | リヨン |
岩清水梓 | DF | 3 | 1986/10/14 | 162 | ベレーザ |
川村優理 | DF | 20 | 1989/05/17 | 167 | ベガルタ |
鮫島彩 | DF | 5 | 1987/06/16 | 163 | INAC |
有吉佐織 | DF | 19 | 1987/11/01 | 159 | ベレーザ |
上尾野辺めぐみ | DF | 12 | 1986/03/15 | 157 | 新潟L |
北原佳奈 | DF | 23 | 1988/12/17 | 173 | 新潟L |
近賀ゆかり | DF | 2 | 1984/05/02 | 161 | INAC |
宇津木瑠美 | MF | 13 | 1988/12/05 | 168 | モンペリエ |
川澄奈穂美 | MF | 9 | 1985/09/23 | 157 | INAC |
阪口夢穂 | MF | 6 | 1987/10/15 | 165 | ベレーザ |
宮間あや | MF | 8 | 1985/01/28 | 157 | 湯郷ベル |
澤穂希 | MF | 10 | 1978/09/06 | 165 | INAC |
安藤梢 | MF | 7 | 1982/07/09 | 165 | フランクフルト |
田中明日菜 | MF | 14 | 1988/04/23 | 164 | INAC |
永里亜紗乃 | MF | 22 | 1989/01/24 | 165 | ポツダム |
大儀見優季 | FW | 17 | 1987/07/15 | 168 | ヴォルフスブルク |
大野忍 | FW | 11 | 1984/01/23 | 156 | INAC |
菅澤優衣香 | FW | 15 | 1990/10/05 | 168 | ジェフL |
岩渕真奈 | FW | 16 | 1993/03/18 | 155 | バイエルン |
これらの他にサポートメンバーとして、今月18日から29日にかけて行われる国内合宿に帯同する選手が各ポジション1人ずつ選ばれている。ゴールキーパーでは、山下杏也加(ベレーザ)、ディフェンダーでは村松智子(ベレーザ)、ミッドフィルダーでは杉田亜未(伊賀FC)、そしてフォワードではAC長野パルセイロの横山久美が選出された。
6度目の出場となる澤穂希は、この発表を受けて神戸で行われた記者会見で次のように述べた。
--率直な感想は
「(あまりのフラッシュの多さに戸惑いの笑みを浮かべる)私自身6度目の出場することができました。本当にここまで来るのには、いろいろなことがありましたが、今まで支えてくれた方すべてに感謝して、自分が経験してきたことを今回のW杯でも発揮したいです」(産経新聞 – “「ここまでいろいろなことが…」W杯6度目選出の澤が喜びの会見“)
澤は昨年は代表から遠ざかっていたが、クラブではコンスタントに試合にで続けており、松田監督に変わった今年からは、5試合終了時点ですべての試合にフル出場し、なおかつ昨季の合計得点2に早くも並んでいる。このような好調が選出を後押しした面は確かだろう。
また、澤を含む7人の代表選手を送り出すことになるINACだが、今回は高瀬の名前が欠けている。代表の発表と同日になされたクラブの公式記事によると、右膝外側半月板損傷の怪我のため、4月30日に手術をしていたといい、全治は6週間だという。
なでしこジャパンは、5月24日にニュージーランドと、28日にイタリア代表と親善試合を行った後、6月9日にスイス代表との本大会第一戦に臨む。