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なでしこジャパン、オランダを2-1で破ってベスト8進出

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  • 有吉佐織と阪口夢穂のゴールで日本代表がオランダに2-1で勝利
  • 準々決勝の対戦相手はブラジルを破ったオーストラリア
  • 日本代表は前回大会に続いて2大会連続の8強

立ち上がりはオランダ代表が優位に試合を進め、日本代表のディフェンダーの裏に抜け出してボールを受けるシーンもあった。しかし、前半10分に日本代表が先制する。起点は鮫島。鮫島は宮間へボールを渡すと、その宮間から中の大野へ。左サイドを駆け上がった宮間に大野がボールを戻し、その宮間が大儀見へクロスを上げる。大儀見はうまく頭で合わせるも、ボールはバーに直撃し跳ね返り、そのセカンドボールを詰めていた有吉が左隅に決めた。

日本が先制した後も、攻撃の形をうまく作っていたのはオランダ代表の方だったが、今日の日本代表のディフェンス陣は試合を通して相手の3トップを中心とする攻撃にうまく対応していた。右のメリスには鮫島が、中央のミデマーには熊谷が、左のマーテンズ及び2列目のファンデドンクに対しては岩清水と有吉がそれぞれ対処した。特に、高身長のセンターフォワードのミデマーに対してろくに仕事をさせなかった熊谷の活躍は素晴らしかった。また守備に関連して言えば、宇津木と宮間のカバーリングも光った。

前半、今日の日本代表は、大儀見と大野の2トップによるが効いていた。前半までのスタッツでは、シュート数が13-2(枠内2-0)で、ポゼッションは53:47だった。

  • 28分 大儀見が高い位置でのプレスでボールを相手DFから奪い、ミドルでゴールを狙うも枠外。
  • 43分 大儀見、ペナルティエリアの前でフリーでシュートを打つチャンスがあるも、左枠上に大きくそれる。
  • 44分 右サイド高い位置でボールを持った大儀見のクロスから大野がヘッドで左隅を狙うも惜しくも枠外。

後半21分に、日本代表は大野に変えて岩渕を投入すると、攻撃が活性化した。出場して4分後に岩渕は、大儀見からのスルーパスにいいタイミングで抜け出したかに見えたが、相手DFにユニフォームを掴まれてボールに辿りつけず。ファールは取られなかった。こうした飛び出し以外にも、高い位置で細かなドリブルを見せ、相手DF陣をかき回した。

追加点は後半33分に生まれた。大儀見へ渡されたパスはやや前線左へ流れてしまったように見えたが、大儀見が追いついてキープすると、そこから足裏で宮間へ渡し、その宮間が中央へパス。これを岩淵スルーして、阪口が左脚で振り抜いた。この追加点を奪った阪口はこの日のプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれている。

阪口はディフェスでもひとつ大きなプレーをしている。日本代表は75分に、相手のコーナーキックを鮫島がゴール枠内にクリアしてしまい、あわやオウンゴールとなったシーンがあり、これを海掘がパンチングでクリア。このこぼれだまをオランダの選手がシュートしたのだが、ゴールマウス前にいた阪口がこれをクリアして同点にならずに済んだ場面があった。

オランダ代表は後半8分にファンデフェンを投入後してから攻撃チャンスが増えた。前半に2本だけだったシュートは後半だけで10本になった。試合終了間際の得点もこのファンデフェンのヘディングによるものだった。

この海掘のプレーに関しては、多くのことが言われている。ここではいちおう海掘を擁護すると、このプレーはリードしていたからこそ出てしまったプレーだと言える。

次戦はオーストラリアとの対戦になる。オーストラリアはなでしこジャパンより2日早く試合を終えているので、日本はやや不利になる。しかも、今度のエドモントンのスタジアムは、日本は初めての使用になるが、オーストラリアはグループリーグで経験済みだ。キックオフは日本時間で28日(日曜日)の午前5時から。