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なでしこリーグ第10節、浦和L 0-1 ジェフL 後半 / 長野と北川のU-17W杯優勝コンビがひかる

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(フォーメーション及び前半の内容はこちら)後半開始。メンバー交代は浦和だけにあった。CBの千葉望愛を下げて、MFの長野風花を入れた。これに伴って、猶本とボランチを組んでいた岸川がセンターバックに下がった。

序盤は再びジェフが主導権を握る。6分、ジェフレディースはCBが変わったばかりのところを狙ってボールを出し、それに川村真理が体をうまく使って裏へと抜け出す。このチャンスは守備に入っていた猶本にクリアされた。その2分後には、浦和のDFのクリアミスしたボールが、菅澤に渡る。菅澤はトラップをしてすぐに打ったがこれはキーパー正面だった。

ジェフレディースが後半途中、引き気味に守り出したころから、浦和に新たな攻撃パターンが生まれる。ジェフの前線と中盤の選手たちの距離が広がることによって、ボランチのふたりが自由に動けることが多くなった。そのことで、猶本は積極的に攻撃に顔を出すようになり、長野は余裕を持って縦への長いパスを入れられるようになった。

中でも、長野と北川ひかるのU-17W杯優勝メンバー同士のラインは見ものだった。後半10分に浦和は柴田が中央でルーズボールを拾うと、右の和田へと渡し、その和田から長野へ。ボールを受けた長野はここで思い切ってサイドチェンジをすると、左には上がっていた北川がいた。最後のクロスはキーパーにキャッチされたが、このプレーにはスタジアムが湧いた。

さらに、後半20分台後半から、浦和の波状攻撃が続く。27分には、吉良、柴田、清家へと渡り、飛び出していたキーパーの後ろへと抜け出して、右サイドの角度のないところから清家が打ったが、これはジェフのDF上野がクリアした。その2分後には、柴田を起点に、再びU-17コンビ間の大きなサイドチェンジから再びペナルティエリアにボールを放り込んだ。その1分後にも、長野、清家、柴田へとボールが渡るチャンスがあった。

ジェフレディースは攻め込まれているあいだ、ゴールまで35mから40mの地点で、何本かフリーキックのチャンスを得たが、得点には繋がらなかった。

後半34分にホームの浦和にとっての最大のチャンス、対するジェフにとっては最大の危機が訪れる。ジェフのディフェンダーのキーパーへのバックパスが中途半端なものになり、それを左サイドで後藤が奪うと、キーパー山根との1対1に持ち込む。最終的にシュートは放ったものの、ややボールを長く持ってしまったのもあって、揺らしたのはサイドネットだった。

千葉は後半37分に、出場前に監督から入念に指示を受けていた若林美里をMFの保坂に替えて入れると、若林は櫻本と磯金の間に入り、5-2-3のような形になる。浦和は後半25分からの10分間のチャンスで決め切れなかったことが響いたのか、再びジェフが盛り返す。39分には再び菅澤がエリア内でシュートし、ここからコーナーキックを得た。

後半40分を過ぎ、ジェフは徹底的に1点を守りにいく。43分には自陣でゴールからおよそ30mの地点でフリーキックのチャンスを相手に与えたが、フィールドプレイヤー全員が守備に回った。

アディショナルタイムに入り、なんとか一矢報いたいホーム浦和だったが、自陣でファールを取られてしまう。リスタートまでに1分前後の時間が費やされてしまったこともあり、フリーキックが蹴られた頃にはすでにほとんど勝負はついていた。まもなくホイッスルがなり、試合終了。ジェフレディースが前半の1点を守りきり、勝ち点3を手にした。

ジェフはこの勝利で勝ち点19となり、順位は変わらず4位。ただ、上位争いには欠かせない3点だった。一方の浦和は、負けたものの新潟が負けたため順位は5位のまま。ただし、8位の湯郷ベルとの勝ち点差は2しかない。