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決勝にあってもおかしくない戦いはPKの末にドイツがフランスに勝利し、準決勝に進んだ。

開始1分にフランスの決定機が訪れる。右サイドをドリブルで駆け上がったトミスのセンタリングから、ペナルティエリア内まで駆け上がっていたネシブがフリーで受けてシュート。しかし、これは枠内をとらえられず、ゴール左に外れた。この展開に象徴されるように、この試合のフランスのシュートシーンの多くは、ネシブ、アンリ、アビリーといった2列目以降の選手が担った。逆に言うと、フォワードのデリー、ルソメを生かした攻撃をすることができなかった。

64分に試合は動いた。最終ラインの選手が最前線のデリーに合わせたロングフィードを、ドイツ代表のセンターバックが頭でクリアしたボールの跳ね返りがネシブに渡り、それをネシブがミドルで決めてフランスが先制した。だが、69分にトミスが下がると、試合は違う展開を余儀なくされる。その15分後、ドイツの右サイドからの攻撃の中で、フランスのサイドバック、マジュリがハンドでPKを与えると、ドイツのキッカーは大舞台での経験豊富なシャシッチがこれを決めて同点にした。

そのあとは延長戦も含め、ほとんど均衡状態に。フランス代表はひとつ決定的なチャンスがあったが、そのクロスを受けたティネイがオフサイドとセルフジャッジしたのか、中途半端なシュート終わったプレーがあった。全体的なプレーの粘り強さという面ではドイツが勝っていた。また、後半からマロジャンを投入することは予期されていたが、今大会のこれまでの試合のように同じポジションのロイポルツと代えるのではなく、フォワードのミッタグと入れ替えたことが、終わってみれば奏功したと言えるかもしれない。

PK戦の詳細は次の通り。最後のPKを止めたアンゲラーがプレイヤーオブザマッチに選ばれている。

なお、ドイツの次の相手は、中国との試合に勝利したアメリカ代表。

 ドイツのクラブが順に2014-15シーズンに向けたトレーニングに入り、フランス、ドイツを中心とするヨーロッパ女子サッカーの移籍動向も佳境に入って来た。残りの目玉は、マルタの移籍先がどこになるかだけと見られていた矢先、今月の中旬になって、思わぬ所から大きな移籍話が舞い込んで来た。

 それは、ドイツ代表でフランクフルト所属の、マロジャンについてのものだ。フランス女子1部のパリSGとリヨンが、マロジャンにオファーをしている最中だという。これを早い段階で報じたのは、7月10日(現地)のビルド紙のオンライン版で、その後噂としてサポーター達の間で話題になった。

 そして、今月18日(現地)にマロジャンが自身のFacebookページでコメントを公開し、オファーがあったことを認めた。また、同時にマロジャン自身がフランスでの挑戦を望んでいることも書かれており、本人は移籍に前向きのようだ。メッセージの最後には「まだ正確なことは言える段階ではない」と断りをしつつも、「事実としてあるのは、2年の契約がまだ残っている」と示唆するような文で終えた。

 この話の結果が明らかになるのは、恐らく、クラブ間での金銭交渉の決着がついてからということになるだろう。

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