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前回公開した女子ブンデスリーガ、上位4チームのシーズンオフ移籍状況のフランス女子1部版です。

オリンピック・リヨン

オリンピック・リヨンは出入りの数は少ない。フォワードのトナジーを手放しヘイヘルバークと契約したのは、チームの若返りも込めてのものか(トナジーは1981年1月生まれ、ヘイヘルバークは1995年7月生まれ)。また、お隣のチーム、サンテティエンヌからゴールキーパーも獲得。なお、この新入団の2選手は、ヴァレーカップ初戦で共に先発出場した。

オリンピック・リヨンの2014-15シーズン前移籍状況
 IN/OUT 選手名 from/to 備考
IN メリーヌ・ジェラール サンテティエンヌ
IN アダ・ヘイヘルバーク ポツダム
OUT トナジー モンペリエ

PSG

フランクフルトのアルシ、ティレソーのセガーを獲得したことによって、リヨンに劣らないほど中盤の選手が充実した。また、チャンピオンリーグに共に進出しているドイツ勢2クラブから選手が移動したことに寄って、これがWCLでも幾分有利に働くかどうか。

INベーガー・アン-カトリンポツダムGK

PSGの2014-15シーズン前移籍状況
IN/OUT 選手名 from/to 備考
IN アルシ フランクフルト 上の写真
IN セガー ティレソー
IN ジョセフィン・ヘニング ヴォルフスブルク

移籍関連とは別に、チームとしての懸念を挙げるとすれば、アメリカ人コンビのヒースとホランだろう。ホランは、U-20女子ワールドカップに出場しているために、PSGの活動を約1ヵ月離れることになる。一方のヒースは、NWSLのポートランドに加入後、怪我で出場できない状態が続いている。

ジュビジー

INテア・グレボヴァルエナン・ボーモン

ジュビジーの2014-15シーズン前移籍状況
IN/OUT 選手名 from/to 備考
IN ロマヌ・ブレウノー ラ・ロシュ=シュル=ヨン GK
IN オドゥ・モノー サンテティエンヌ

モンペリエ

モンペリエは放出した選手は確認していないが、昨シーズンオフにオクビストなど4選手が引退でクラブを去った。それを埋め合わせるかのように、現在まで4選手を獲得している。代表歴のあるトナジーと昨季フランス2部で20試合で32得点をしたゴヴァンの加入による、攻撃力アップに期待がかかっている。

の2014-15シーズン前移籍状況
IN/OUT 選手名 from/to 備考
IN トナジー オリンピック・リヨン
IN リンダ・センブラント ティレソー
IN ヴァレリー・ゴヴァン トゥールーズ ※記事リンク
IN ソフィア・ヤコブソン クロッペンブルク 上写真参照。MF
IN Genessee Daughetee ※1

※1, 8/12追加/アメリカ国籍のディフェンダー。170cm。1992年生まれ。


※ジュビジーから抜けた選手は追えていません。また、完全に網羅しているわけではありませんのでご了承下さい。

 フランスリーグ女子1部は、6月1日の試合をもって全22試合を終えた。最終節までもつれた、PSGとジュビジーとの間のWCL出場権をかけた戦いは、両チームが勝利したことによって、2位を維持したPSGが出場権を得ることとなった。

 それぞれの試合のスコアは、ジュビジーが降格の決まったミュレに10-0で、PSGがイズールに4-0で勝利。以下の表は、上位3チームの最終的な順位となっている。

上位3チームの2013-14シーズンの成績
順位 チーム 勝ち点 得失点差
1 リヨン 21 0 1 85 83
2 PSG 18 2 2 78 71
3 ジュビジー 18 1 3 77 40

 前節で優勝を決めていたリヨンは、ホームでエナン・ボーモンとの試合を行い、アビリーの2ゴールなどで7-0で勝利。熊谷紗希はフル出場でチームに貢献した。なお、リヨンとPSGは6月7日にクープ・ドゥ・フランス決勝戦を行う。これがフランス女子サッカー2013-14シーズン最後の公式戦となる。また、リヨンのレール監督にとって、リヨンでの最後の試合となる。


参考リンク

 リヨンが優勝を決めた試合の裏で行われていた、3位ジュビジーと2位PSGとの試合は、2-2の引き分けで終わり、勝ち点2を分け合う形になった。

21試合を終えた時点での上位3チームの成績
順位 チーム 勝ち点 得失点差
1 リヨン 20 0 1 81 76
2 PSG 17 2 2 74 67
3 ジュビジー 17 1 3 73 30

 ホームのジュビジーは、6分にガエタン・ティネイのゴールで先制するも、すぐに同じフランス代表メンバーのドゥリに同点にされてしまう。試合は、1-1のまま後半途中まで続き、均衡を破ったのは、リンジー・ホランの70分のゴール。しかし、WCL出場権をかけた2位争いのためには負けることのできないジュビジーが、85分のギルベールのゴールで同点に追いつき、ドローで試合を終えた。

 ここで最終節でのジュビジーとPSGの2位争いの可能性を探ってみよう。ジュビジーは、アウェイで最下位のミュレと対戦し、PSGはホームで10位のイズールと試合をすることが決まっている(※相手の順位は第20節終了時)。

PSGとジュビジー、2位争いのゆくえ(枠内はそれぞれの場合の勝ち点)
PSG 80pts 78pts 77pts
ジュビジー 79pts 77pts 76pts

 まず言えるのは、どちらかが勝ってもう一方が負けた場合、勝ったチームが2位になるということだ。もちろん両チームとも勝った場合は、順位は変わらずPSGの2位が決定する。次に言える事は、上の表で、PSGとジュビジーが 勝ち点77で並ぶ可能性があるが、得失点差が37開いているため、その場合は、PSGが2位になる可能性がかなり高いということ。つまり、ジュビジーが2位になって出場権を得る為には、とにかく勝つしかない。一方のPSGは、たとえ引き分け以下でも、相手も引き分け以下だったなら、2位を維持できるということになる。果たして最終説に番狂わせはあるのかどうか。


参考リンク

サンテティエンヌにとっては、災難な1ヵ月だった。2月23日のリーグ戦でリヨンとのダービー戦を終えたと思ったら、その後のカップ戦のくじ引きですぐにまたリヨンと対戦する事に決まり、さらにその後の日程では、PSGとジュビジーと戦うことになっていたのだから。結果、リヨンとの2試合に負け、ジュビジーにも負け、1ヵ月以上勝ちがない。18節を終わって、12チーム中10位となってしまった。

ただ、3月23日のPSGとは引き分けた。そして、この引き分けが、CL出場をかけた2位争いを加熱させることになった。PSGは、リヨンがロデズ戦を順延することになったこともあって、一時は暫定首位にまで昇っていた。しかし、18節終わったいま、3位ジュビジーとの勝ち点差は1となってしまい、2位すら危うくなってしまった。

フランス女子1部の「4強」の3月の試合結果を見てみよう。

日付 大会 Home/Away 相手チーム スコア 勝敗
オリンピック・リヨン
2/23 リーグ,16節 H サンテティエンヌ 4-1
3/16 カップ, A サンテティエンヌ 3-0
3/23 リーグ,18節 H イズール 1-0
3/30 リーグ,17節 A ロデズ 2-1
パリ・サンジェルマン(PSG)
2/23 リーグ,16節 A アラス 6-1
3/1 リーグ,17節 H ギャンガン 4-0 3/16 カップ, A エナン・ボーモン 2-0 3/23 リーグ,18節 A サンテティエンヌ 0-0 ジュビジー 2/23 リーグ,16節 H イズール 1-0 3/1 リーグ,17節 A ソヨー 4-1 3/16 カップ, A SAINT MAUR V.G.A 4-0 3/23 リーグ,18節 H モンペリエ 2-1 3/30 リーグ,4節 A サンテティエンヌ 3-0 モンペリエ 2/23 リーグ,16節 A ギャンガン 2-1 3/2 リーグ,17節 H エナン・ボーモン 4-0 3/16 カップ, H LE PUY FOOT 43 AUV. 8-0 3/23 リーグ,18節 A ジュビジー 2-1

これらの結果を受けての、18節までの最新順位(5位以上)は以下のようになっている。

順位 チーム 得失点差
1 リヨン 17 0 1 69 66
2 PSG 15 1 2 64 53
3 ジュビジー 15 0 3 63 23
4 モンペリエ 13 0 5 57 37
5 ソヨー 7 3 8 42 -8

ジュビジーは、昨年12月にリヨンに負けたのが今のところ最後の負け試合で、それ以降は7連勝中。残り4節のうち、「4強」とあたるのはPSGとの1試合のみ。モンペリエは、2月に行われた15節のPSGと、18節のジュビジーとの上位対決をいずれも落としてしまったことが、順位争いに大きく響いた。20節にはアウェイでのリヨン戦も控えている。


リヨンは順延されていた3月30日のロデズ戦に2本のPKで辛くも勝利したこともあり、再び2位との差を広げた。

しかし、不安がないわけでもない。守備陣が不足しているのだ。まず、熊谷が足首怪我で離脱していることは以前に記事にもしたが、その熊谷に代わってCBのポジションで試合に出ていた、サブリナ・ヴィギエがスウェーデンのイェーテボリに移籍した(18節が終わった後に公表された)。イェーテボリのセガーストロム(Segerström)が妊娠のために休養を得たことを受けての補強だと言う。さらには、プラザも肉離れで離脱している。そのため、現在ディフェンダーで登録されている選手で使えるのはルナールとフランコしかいない。本来MFであるディッケンマンをDFに一時的にコンバートさせるなどしてなんとか補っているのが現状だ。

残り試合も四節となり、カップ戦も準々決勝まで進んで、フランス国内もいよいよ2013-2014シーズンのクライマックスへと向かっている。果たして順位変動はあるのか?

当サイトでは引き続き伝えて参ります。


参考リンク

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