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 現在なでしこリーグ二部にあたるチャレンジリーグに属している、東京都のクラブ、スフィーダ世田谷は、今年から原則すべての試合を有料化する決断をシーズン前にしていた(参考: 川邊健一ブログ-有料試合)。チャレンジリーグでは、他にも大阪高槻などが有料で試合を開催しているが、一度も一部昇格を果たしていないクラブとしては大きな決断だったはず。世田谷のホーム最終戦が先週日曜日に終わったいま、有料化前後の観客数の変化を見比べてみることにしよう。なお、チケット代は、一般が1000円、会員が800円、中高生が500円、小学生以下は無料。
スフィーダ世田谷の観客数推移
 ご覧になればわかるように、数としては減った。昨年のホーム11試合の合計が、7041人だったのにたいして、今年は5797人となった。この数字をどう受けとめるかというのは、クラブの経営側の問題であるため、ここでは数字を示すに留めておくことにする。

2013シーズン
# 日付 観客数 会場 相手
1 4月7日 1682 駒沢陸上 C大阪堺
2 4月21日 409 夢の島 バニーズ
3 5月5日 632 夢の島 常盤木
4 5月18日 472 夢の島 福岡AN
5 6月2日 423 川場村 AC長野
6 6月16日 516 大蔵 愛媛FC
7 6月30日 493 味スタ西 HOYO
8 7月20日 623 大蔵 AC福島
9 8月10日 586 夢の島 J鹿児島
10 9月1日 362 西が丘 清水第八
11 9月15日 843 駒沢陸上 AS狭山 ※有料

 開幕戦を除いた最多動員数の試合が、2013年と2014年ともに「なでしこジャパンで有名な選手が選手が所属している」という点で共通している(もちろん、「ガンバノミクス」的な事態が起きているかどうかは他のクラブの数字も証拠として出す必要がある)。2013年のAS埼玉戦は、リヨン帰りの大野忍が出場していた。ちなみに、2013年の11月に行われたホームでの入れ替え戦も有料ながら1259人の観客を集めていた。

2014シーズン
# 日付 観客数 会場 相手
1 4月6日 734 駒沢陸上 清水第八
2 4月20日 381 夢の島 JSCL
3 5月3日 355 江戸川 静産大ク
4 5月18日 292 川場村 常盤木 無料
5 5月25日 611 駒沢陸上 福岡AN
6 6月8日 385 世田谷公園 日本体大 無料
7 6月21日 502 味スタ西 C大阪堺
8 7月6日 874 駒沢陸上 大阪高槻
9 9月20日 489 味フィ西 AC長野
10 10月5日 453 駒沢陸上 AC福島 豪雨
11 10月26日 721 武蔵野 ハリマ

大蔵での開催がなくなり、駒沢陸上での試合が増えた。チームは昨年と違って、苦戦を強いられたが観客数に大きく影響することはなかったと言える。今年のホーム最終戦は、今までになかった武蔵野陸上での開催となった。スタッフの千葉さんのfacebook投稿から察するに、来年は武蔵野での開催が増加しそうだ。

 昨季オフに惜しまれつつも引退していた、森仁美がスフィーダ世田谷に現役に復帰した。発表は、7月16日にクラブのFacebookページ及びウェブサイト上でなされた。2013年シーズンの得点女王の復帰とあって、女子サッカーファンたちにとって大きなニュースとなった。

 そんな折り、7月19日のFM世田谷の番組「Setagaya Goes On」内のコーナー、「FORZA SFIDA」に川邊監督、森選手が揃って出演した。オフィシャルの発表で語られていなかった復帰の舞台裏としては、クラブの首脳陣のあいだでは2ヵ月前から話がすでにあり、マネージャーの千葉恵美を中心に、森の務めていた会社の退社手続きなど、復帰への手はずを整えていたという。また、選手がこの件を知ることになったのは、7月13日のノジマステラとの試合の後だったという。

 発表があった時は、チームが複数日に渡るオフ期間に入っていたため、森はまずユースの練習に参加した。そして、全体練習が始まる19日に本格的にチームに合流した。現役を退いていた期間もフットサルをするなどボールには触っていたというものの、やはりブランクを感じさせる部分もあるようで、復帰後にどれだけのゴールを決められるかは未知数だ。チャレンジリーグは夏期中断期を挟むため、この約2ヵ月のあいだに本人がどれだけ状態を高められるかにかかっている。森へのこれからの試合で期待することを尋ねられた川邊監督も、「まだそのレベルにいっていないので、まずは一試合出られるように頑張ってもらいたい」とあくまで慎重なコメントを残した。

 ラジオDJからサポーターへのメッセージを求められた森は以下の様に語った。「このたび、スフィーダ世田谷でまた現役復帰させていただくことになりました。まだ体もぜんぜん作れていないので、まずはしっかり作って、少しでもなでしこリーグ昇格という目標に貢献できればいいと思っていますので応援よろしくお願いします」。

森仁美選手プロフィール
1991年10月11日生まれ。身長158cm。東京経営短大村田女子高等学校から、スフィーダ世田谷に入団。2011年から2013年シーズンの3年間の間に、チャレンジリーグで通算48得点。2013年には27得点で得点女王に輝いた。

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