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昨年に続いて、女子ブンデスリーガ上位4チームの移籍状況をお届けする。今回の移籍状況を大まかに言うと、昨季の上位2チームであるバイエルンとヴォルフスブルクは、失った選手は少なく、経験豊かな選手をさらに補強することに成功した。一方の、フランクフルトとポツダムは、選手構成に大きな変化があった。また、リーグ全体として、世界最高峰の女子サッカーリーグらしく、国際色が豊かになった。ポーランド代表選手がさらに増え、オーストラリア代表からもふたり新たにリーグに加わった。

それでは、昨シーズンの順位に添って、バイエルン、ヴォルフスブルク、フラクフルト、ポツダムの順に見ていこう。

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首位のヴォルフスブルクがリーグ第17節で初黒星を喫した。2位のバイエルン・ミュンヘンは勝てば首位にたてたが、デュイスブルクに引き分けたために順位は変動していない(下記ツイート内順位表は第16節終了時)。

ヴォルフスブルクはこの日、アウェイでポツダムと対戦した。この好カードに3280人の観客が訪れる中、ホームのポツダムが、アノンマ、アンドノヴァのゴールで2-0で勝利した。ポツダムは第3節のフランクフルト戦以降の上位対決を落とし続けていたが、この試合の勝利で2位以上への望みをつないだ。次戦もバイエルンとの上位対決となっており、ここが正念場となる。またこの試合は、初の永里姉妹による対決となった。永里亜紗乃はフル出場、大儀見優季は82分から途中出場したため、約8分間の共演となった。

ヴォルフスブルクは、アルガルベ期間中にケスラーが今季絶望であることが発表された上、Luisa Wensingがアルガルベの試合で負傷したため離脱している。冬休み期間中に大儀見とシミッチを獲得したとはいえ、アルガルベ後の厳しいリスタートとなった。

第17節終了時の順位表は次の通り(下記ツイート内)。首位と4位ポツダムの勝ち点差は2まで縮まった。

なお、ヴォルフスブルクとフランクフルトは、UWCLの都合上、第18節を他のチームよりも早く、3月18日に行うことになっている。

いよいよ2月15日から女子ブンデスリーガが再開となります。シーズン前半終了時での順位は下ツイート内の埋め込み画像内右をご覧ください(※今後時間があれば自前で表組みして代替させます)。

リーグでの「4強」と言う言葉が使われていたのは、これまでもっぱらフランス女子1部でしたが、今シーズンからは女子ブンデスリーガの方が「4強」状態になっています。得失点差を見るとそれが顕著で、上位4チームだけがプラスの値で、それ以下はマイナスの値となっているのがわかります。

今回の第14節では、フランクフルト(4位)とポツダム(3位)が対戦します。勝ち点では3差開いており、得失点差ではフランクフルトの方が大きくリードしているので、優勝/CL出場権争いから脱落しないために、フランクフルトとしては何とか勝っておきたいカードでしょう。この試合は、DFB TVで正式にネットで中継されます。キックオフ時間は、2月15日19時からです。関連して、2月の他の中継試合のリンクを貼ります。

再開にあたっての目玉となるのは、やはり大儀見選手のリーグ復帰ではないでしょうか。ヴォルフスブルクは冬休み期間中に大儀見選手のほかにポツダムからシミッチ選手も獲得しており、更なる連覇へ向けて磐石といった感があります。なお、ベレーザの長谷川唯選手がポツダムに移籍するのでは、という噂が流れましたが、今冬は見送られ、獲得があるとしてもシーズンオフになるのではとのことでした。

 

 

 

 

 

DFBポカール(ドイツのカップ戦)の準決勝の組み合わせ抽選会が行われた。その結果、フランクフルトとポツダム、ヴォルフスブルクとフライブルクがそれぞれ対戦することとなった。ちなみに、抽選会でくじを引いたのは、先日のFIFA女子チーム最優秀監督賞のファイナリストに残っていたマレン・マイナートU-20ドイツ女子代表監督だった。

準決勝は2015年の4月1日に行われ、決勝は5月1日17時15分にキックオフの予定となっている(いずれも現地時間)。


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ヴォルフスブルクは、今シーズン怪我で欠いているケスラーに加えて、ポップも出場できないというチーム状況だった。1-0でリードしていた試合の終了間際に同点ゴールを決められ、延長戦にまでもつれたが、最後はベテランのミュラーが勝ち越しゴールを117分に決めて、2-1でザンドに勝利し、無事駒を進めた。

この12月に2度目の対戦となったフランクフルトとバイエルン・ミュンヘンの対決は、ホームのフランクフルトが3-1で勝利した。岩渕真奈は先発出場したものの思うように仕事をさせてもらえず、61分で下がった。安藤梢の出番はなかった。

ポツダムはケルンと対戦し、3-0で勝利した。なでしこジャパンの永里亜紗乃は先発出場し、75分にLia Wältiと交代した。

フライブルクとギュータスローの間で行われた試合は、先に格下のギュータスローが前半を終えて、3-0でリードするという波乱の展開ながら、フライブルクが後半に3点を取り同点に追いついた。延長では30分のあいだにフライブルクが4点を追加して、結果として7-3でフライブルクの大勝に終わった。

準決勝の組み合わせは、2015年1月に行われる予定で、また、準決勝は4月1日に、決勝は5月1日にケルンで行われる日程となっている。

上位4チームの純粋に移籍のみを取り上げた。下部組織から昇格した選手などは載せていない。例えば、ポツダムはこの表では新規獲得選手が無いが、4人の選手をユースから入団させている。今回、女子ブンデスにおいてはバイエルン・ミュンヘンで大型補強があった。また、ヨーロッパ全体としては離散したティレソーのメンバーをいかに各クラブが獲得するかも注目されていた。ティレソーの選手の行方は別にまとめる予定があるので、別途参照のこと。

ヴォルフスブルク

ヴォルフスブルクの2014-15シーズン前移籍状況
 IN/OUT 選手名 from/to 備考
IN Vanessa Bernauer クロッペンブルク スイス代表
IN Isabel Kerschowski レバークーゼン
IN Babett Peter フランクフルト
IN Caroline Graham Hansen Stabæk ノルウェー代表
OUT Ivonne Hartmann イエナ
OUT Josephine Henning パリSG
OUT Conny Pohlers Karriereende

フランクフルト

ベーリンガー、アルシなどの移籍で、戦力ダウンは否めず。国内リーグのレバークーゼンから2人、降格したクロッペンブルクから1選手を獲得したが埋め合わせになるか。とはいえ、田中明日菜などの控えに甘んじていた選手達が出場し、開花すれば好成績は期待できる。噂のあったマロジャンも8月に入って新たなニュースが無いので何とか引き止められたのだろう。

フランクフルトの2014-15シーズン前移籍状況
IN/OUT 選手名 from/to 備考
OUT/IN ガーレフリーケス ワシントン・スピリット NWSL終了後復帰か
IN Kathrin Hendrich レバークーゼン
IN Marith Prießenfrom レバークーゼン
IN Mandy Islacker クロッペンブルク
IN ヴェロニカ・ボケーテ ポートランド・ソーンズ ※9/2追加
IN ジェシカ・フィッシュロック シアトル・レイン NWSL開幕前まで※9/2追加
OUT メラニー・ベーリンガー バイエルン
OUT アルシ パリSG
OUT Alina Garciamendez 不明
OUT Babett Peter ヴォルフスブルク
OUT Meike Weber TSV Schott Mainz
OUT Jessica Wich レバークーゼン

ポツダム

トリビュネ・ポツダムの2014-15シーズン前移籍状況
IN/OUT 選手名 from/to 備考
IN ケイト・ダイナス シアトル・レイン NWSL開幕前まで※9/2追加
OUT Ann-Katrin Berger パリSG
OUT Kristin Demann ホッフェンハイム
OUT Antonia Göransson Vittsjö GIK
OUT Guðbjörg Gunnarsdóttir Lillestrøm SK Kvinner
OUT アダ・ヘイヘルバーク リヨン
OUT Stefanie Mirlach Karriereende
OUT Maren Mjelde Kopparbergs/Göteborg FC
OUT/IN アレックス・シンガー ワシントン・スピリット NWSL終了後に復帰か

バイエルン・ミュンヘン

大がつくほどの補強。同じ女子ブンデスの他のチームから、ベーリンガー、岩渕真奈などを獲得し、自らのチームの強化とともに相手チームの弱化にも成功している。また、オランダのヘーレンフェーンから移籍してきたフォワード、ミエデマは、先日のUEFA U-19選手権で得点女王になるなど波に乗っている。これで、アメリカ女子代表のフォワード、ヘイゲンがNWSL終了後に戻ってくるとなれば、ヨーロッパ随一の攻撃的力を持つチームが出来上がるはず。後は個々がうまく噛み合うか否かと言う問題になる。

バイエルン・ミュンヘンの2014-15シーズン前移籍状況
IN/OUT 選手名 from/to 備考
IN カロライン・アッベ フライブルク
IN メラニー・ベーリンガー フランクフルト
IN Jenny Gaugigl バイエルン2部
IN 岩渕真奈 ホッフェンハイム
IN Tinja-Riikka Korpela ティレソー
IN Melanie Leupolz フライブルク
IN Vivianne Miedema AC Heerenveen UEFA U-19選手権得点女王
IN ケイティ・ステンゲル L.A Blues SC
IN Ricarda Walkling バイエルン2部
IN Manuela Zinsberger ノイレンバッハ
OUT ニキ・クロス ワシントン・スピリット
OUT Veronika Gratz Vereinslos
OUT サラ・ヘイゲン FCカンザスシティ
OUT Rebecca Huyleur Vereinslos
OUT Franziska Jaser ノースカロライナ州立大学
OUT Valeria Kleiner レバークーゼン
OUT Kathrin Längert Rosengård
OUT Ivana Rudelic イエナ
OUT Clara Schöne フライブルク
OUT オリヴィア・スクーグ Vereinslos

参考リンクについては、主にクラブサイトのニュース記事、Twitterでの発表に加えて、各チームのドイツ語版Wikipediaを参照した。フランス女子1部バージョンは、近日中に公開予定。

 残り21節、22節の2試合となった女子ブンデスリーガ。6月1日14時(現地)からドイツ各地で第21節がキックオフとなった。

 1位のフランクフルトは、3位のポツダムをホームで迎えた。日本人選手同士の対決ともなったこの試合、スターティングメンバーには安藤梢だけがなでしこジャパンのメンバーの中では名を連ねた。試合は、前半終了間際に、来シーズンからはPSGでプレーするとの報道が一部ではあるアルシが得点し、ホームの声援を受けたフランクフルトが先制した。

 しかし、61分に、フランクフルトのディフェンダーがヘディングでしたバックパスがキーパーの頭を越えてしまい、それがそのままゴールに吸い込まれて行き同点となった(1-1)。さらにポツダムは、80分にPKのチャンスを得た。しかし、これはフランクフルトのGK、シューマンが左に飛んで阻む。ボールはキャッチされずに弾かれ、PKを蹴りその後詰めていた選手がこれをボレーで再びシュートしたが、大きくゴール上にそれた。フランクフルトは何とか相手の勝ち越しを免れた。

 試合は劇的な幕切れとなった。試合終了間際、アディショナルタイム2分台に、フランクフルトがFKから長いボールをペナルティエリア内に放り込むと、怪我から復帰し途中出場していたシリア・シャジッチに渡り、最終的にはそれをGarefrekesがヘディングで押し込んで勝ち越しに成功。これが決勝点となり、フランクフルトは優勝の為に必要な(さらに、WCL出場権を獲得を決める)とても大きな勝ち点3を得た。一方のポツダムは、第16節には暫定首位にまでなったこともあったが、終盤になって2試合続けて勝ち星を落としてしまった。同じ21節に、2位のヴォルフスブルクがクロッペンブルクに勝ったため、ここでポツダムは優勝争いから脱落してしまった。

 フランクフルトの最終節は、アウェイでのヴォルフスブルク戦だ。勝ち点1差で首位を争うこの2チームの試合は、そのまま優勝決定戦となる。

 日本人選手情報としては、フランクフルトの安藤梢はフル出場、田中明日菜は出場無し。ポツダムの永里は、70分から途中出場した。


参考リンク

 残すところ3節となり、激しい優勝争いが繰り広げられる女子ブンデスリーガ。現在、勝ち点で首位のフランクフルトに並び、得失点差で劣る為に2位につけているポツダムに痛手となる出来事がおきた。最近では、永里亜紗乃とポツダムのフォワード陣の一角をともに担う事が多かった、背番号6のアノンマ(赤道ギニア代表)に対して、3試合の出場停止処分が下ったのだ。女子ブンデスは残り3節のため、16日の試合でアノンマのシーズンは幕を閉じてしまった。

 ことの発端は、今月16日に行われたヴォルフスブルクとの試合の前半だった。アノンマは、15分にレッドカードで一発退場となってしまう(上の動画参照/再生すると該当のプレーから始まります)。DFBの公式サイトを見ると、「反スポーツ的行為」が原因とされている。上の動画からでは事態の全貌を掴む事はできないが、いくつか記事を参照すると、「アノンマがやや手荒いプレーをする->目の前でそれを見たヴォルフスブルクベンチから怒号が飛ぶ->それに対してアノンマが中指を立てた」ということが、上の試合の15分前後に起こったことのようだ。レッドカードはこの中指を立てた行いに対して下された判定とみられる(その瞬間をとらえた写真、映像は出回っていない。1:17の様子から副審は見ていたと受け取れる)。結果、アノンマはこの行いのために、先に述べたように、3試合の出場停止となってしまった。

 ※5/23加筆: いくつかの記事では、ベンチから引き下がる途中のアノンマとヴォルフスブルクベンチの間で再び揉め事が起こった事が指摘されている。この記事を読んで下さった方から、指を立てたのはその時ではないかという指摘をTwitter上で受けた。可能性のひとつとしてここに併記する。

女子ブンデス2013/14 第19節までの順位(上位3チーム)
順位 チーム 勝点 得失点差
1 フランクフルト 14 5 0 47 61
2 ポツダム 15 2 2 47 45
3 ヴォルフスブルク 14 4 1 46 45

 なお、この問題は、アノンマが自らの試合中の行いに対してヴォルフスブルクベンチから肌の色をもとにした侮辱的な発言があったからだと弁解したために、人種差別問題としてドイツ国内では波及している。ヴォルフスブルクのラルフ・ケラーマン監督は否定しており、最終的な事態の沈静化は今のところなされていない。


参考リンク