FIFAは2日(現地時間)に、3位決定戦と決勝戦に先駆けて、カナダ大会の各種表彰の候補者を発表した。今回発表されたのは、アディダス・ゴールデンボール賞、アディダス・ゴールデングローブ賞、そして若手選手に送られるヒュンダイ新人選手賞の3つ。ゴールデンボール賞の受賞者が大会MVPとなるが、この賞にはなでしこジャパンから有吉と宮間がノミネートされている。全候補者は次の通り。
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FIFAは2日(現地時間)に、3位決定戦と決勝戦に先駆けて、カナダ大会の各種表彰の候補者を発表した。今回発表されたのは、アディダス・ゴールデンボール賞、アディダス・ゴールデングローブ賞、そして若手選手に送られるヒュンダイ新人選手賞の3つ。ゴールデンボール賞の受賞者が大会MVPとなるが、この賞にはなでしこジャパンから有吉と宮間がノミネートされている。全候補者は次の通り。
広い国土を持つカナダだけに気になるのは選手たちの移動距離だ。そこで、勝ち残った4チームの準決勝までの距離の合計を調べた。開催地の6都市についてあらかじめ確認しておくと、西から、バンクーバー、エドモントン、ウィニペグ、オタワ、モントリオール、モンクトンとなっている。
それではさっそく地図とともに見ていこう。順番は、ドイツ、アメリカ、
UNGLAUBLICH. #GER beat #FRA 5-4 on penalties. @NAngerer the hero. Germany into #FIFAWWC semis. http://t.co/LfaRAJiyrM pic.twitter.com/SS3piU0rKu
— FIFA Women'sWorldCup (@FIFAWWC) June 26, 2015
決勝にあってもおかしくない戦いはPKの末にドイツがフランスに勝利し、準決勝に進んだ。
開始1分にフランスの決定機が訪れる。右サイドをドリブルで駆け上がったトミスのセンタリングから、ペナルティエリア内まで駆け上がっていたネシブがフリーで受けてシュート。しかし、これは枠内をとらえられず、ゴール左に外れた。この展開に象徴されるように、この試合のフランスのシュートシーンの多くは、ネシブ、アンリ、アビリーといった2列目以降の選手が担った。逆に言うと、フォワードのデリー、ルソメを生かした攻撃をすることができなかった。
64分に試合は動いた。最終ラインの選手が最前線のデリーに合わせたロングフィードを、ドイツ代表のセンターバックが頭でクリアしたボールの跳ね返りがネシブに渡り、それをネシブがミドルで決めてフランスが先制した。だが、69分にトミスが下がると、試合は違う展開を余儀なくされる。その15分後、ドイツの右サイドからの攻撃の中で、フランスのサイドバック、マジュリがハンドでPKを与えると、ドイツのキッカーは大舞台での経験豊富なシャシッチがこれを決めて同点にした。
そのあとは延長戦も含め、ほとんど均衡状態に。フランス代表はひとつ決定的なチャンスがあったが、そのクロスを受けたティネイがオフサイドとセルフジャッジしたのか、中途半端なシュート終わったプレーがあった。全体的なプレーの粘り強さという面ではドイツが勝っていた。また、後半からマロジャンを投入することは予期されていたが、今大会のこれまでの試合のように同じポジションのロイポルツと代えるのではなく、フォワードのミッタグと入れ替えたことが、終わってみれば奏功したと言えるかもしれない。
PK戦の詳細は次の通り。最後のPKを止めたアンゲラーがプレイヤーオブザマッチに選ばれている。
#GER ドイツ : #FRA フランス 1.ベーリンガー ○ : ティネイ ○ 2.ラウデア ○ : アビリー ○ 3.ペーター ○ : ネシブ ○ 4.マロジャン ○ : ルナール ○ 5.シャシッチ ○ : ラヴォジェ × ドイツ準決勝進出
— 女子サッカー情報サイト Nelke (@nelke_jpn) June 26, 2015
なお、ドイツの次の相手は、中国との試合に勝利したアメリカ代表。
#FIFAWWC // 1/8 de finale // #CHN 1-0 #CMR La belle aventure camerounaise s'arrête. Résumé : http://t.co/O95w2jDO7a pic.twitter.com/CIDQndfgOB
— FIFA Women'sWorldCup (@FIFAWWC) June 21, 2015
日本時間で21日朝に行われた中国代表とカメルーン代表との試合は、ワン・シャンシャンのゴールで中国が1-0で勝利し、ベスト8に進んだ。
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#GER are safely into the @FIFAWWC quarterfinals, securing a comfortable 4-1 victory over #SWE! http://t.co/21zAucCKyi pic.twitter.com/DccmKANl2M
— Germany (@DFB_Team_EN) June 20, 2015
日本時間で21日早朝に行われたスウェーデンとドイツの間の試合は、ドイツ代表が力の差を見せつけ、4-1で勝利し、準々決勝進出を決めた。スウェーデン代表は無勝利で今大会から去ることになった。
VIDEO: We're pretty sure you're not allowed to do this in soccer. http://t.co/dLSr8xUywA pic.twitter.com/YsUFWWby8M
— Deadspin (@Deadspin) June 13, 2015
グループFでアップセット。FIFAランキング28位のコロンビア女子代表が今大会の優勝候補に数えられるフランス代表を2-0で破り、グループFのトップに立った。
※翌日に明らかになった情報分を元の記事の文末から追加しています。※※安藤選手の帰国後にさらに内容を追加。
いずれJFAからの発表があると思いますが、試合後の段階で判明しているのは次のことです。まず、@Harjournalistという現地の記者の方のツイートによると、佐々木則夫監督は次のように語ったそうです。
前RT / 安藤選手の怪我について語る佐々木則夫監督 (試合後インタビューで) 「安藤は病院に行って診察を受けている。重い怪我(a serious injury)であるが、それが何なのかは定かでない」
— 女子サッカー情報サイト Nelke (@nelke_jpn) June 9, 2015
次に、FIFAは試合後の記者会見の様子をYouTubeで配信しているのですが、そこで佐々木則夫監督は次のように述べています。
15mins till HT. Another totally absorbing contest. 1-1 #USA & #AUS. This must be how it feels to score at a #FIFAWWC. pic.twitter.com/Iy9eSepa9u
— FIFA Women'sWorldCup (@FIFAWWC) June 9, 2015